前方後円墳
『前方後円墳』(ぜんぽうこうえんふん)とは、古墳の墳墓形式であり、前が方形で後ろが円形となっているものである。上から見ると鍵穴のようにも見える。日本の古墳時代に作られた独特の物で、岩手県から鹿児島まで日本列島の広範囲に分布している。この形は古墳を牛車に見立てて作られたと言われており、円形の部分を車輪に模していると考えられている。前方後円墳は、時代によって多少形状が異なり、時代が新しくなるにつれて後ろの円形部分が巨大化していった。また、朝鮮半島南部にも前方後円墳は存在すると言われており、皇南大塚にある全長120メートルのものが韓国最大の古墳とされている。しかし、これは日本の前方後円墳とは形状が異なり、双円墳である。日本最大のものは大阪府堺市にある大山古墳で全長486メートルである。前方後円墳は日本各地に存在するが、北海道、青森県、秋田県、沖縄県にのみ存在せず、その他の地域では普通に見ることができるため、日本人にとって身近なものとなっている。また、場所によっては公園などになっている場合もあり、古墳に登って遊べる所もあるようだ。