大日本史
『大日本史』(だいにほんし)とは、日本の歴史書で1657年水戸藩主たる徳川光圀の命により着手され、徳川光圀が主導した漢文の歴史書である。本紀73巻、列伝170巻、志・表154巻の全397巻226冊で構成されている。列伝の中でも志類はさらに神祇以下、氏族・職官・国郡・食貨・礼楽・兵・刑・陰陽・仏事の10志に、表類は臣連二造以下、公卿・国郡司・蔵人・検非違使・将軍属僚の5表に分けられている。また、神功皇后を皇位から除き、大友皇子を弘文天皇とし、南朝を正統論としたところが三大特筆と言われており、幕末の尊王思想に大きな影響を与えた。本紀第一巻の神武天皇から七十三巻の後小松天皇までの歴史を漢文で記載されている。『大日本史』は、完成までに250年の歳月を要し、明暦三年に水戸藩二代藩主である徳川光圀が監修を務めてから始まり、明治三十九年に十代藩主である慶篤の孫にあたる徳川圀順が完成させた。